先日、久しぶりに紙漉き職人の現場に訪問してきました。
前回伺ったのは確かコロナ禍の前、6年前でしょうか…

ある和紙を手漉きで試作していただくための現場訪問でした。
今回は通常の手漉き和紙とは少し異なった紙漉きでした。
校章や校名の透かし入りの卒業証書などの賞状用紙
罫線に透かしを入れた商品用の和紙ラベル用紙
透かし模様が入った懐紙用紙などはこれまでに作製した事があります。
しかし、今回は2層以上の紙を重ねて漉く、漉き込みという表現技法は初めて。
どのような表現になるかを試作で確認しました。
紙漉き方法も通常は流し漉きするところを今回は珍しく流し込みで。
職人さんは原料や紙色、紙厚を変えながら要望に応えてくれました。
試行錯誤しながらも形作ってしまう職人さんのこの現場力…
我々の要望するものづくりを支えてくれ、心強いです。
この度はインテリア商品向けの手漉き和紙の試作。
しっかりと商品作りに活用させていただきます。
いつもありがとうございます。

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